子どもが挨拶しない。
行儀が気になる。
何度言っても言うことを聞かない。
そんな悩みを、お聞きします。
辛いですよね。
私も子育て中は、本当に無我夢中でした。
迷うこともありましたし、
上手くいかないことも沢山ありました。
だから、私は決して偉そうに言える立場ではありません。
ただ、今振り返ってみると、
これが良かったのかなと思うことがあります。
それが、
家族のルールを作ったことです。
挨拶しなさい。
靴を揃えなさい。
ありがとうを言いなさい。
そう言葉で何度伝えても、
子どもはなかなかその通りには動きません。
言われてすることは、
続きにくいからです。
そこで我が家では、
家族のルールを一枚のA4プリントして、
フレームに入れて、ダイニングボードの上に置いたり・・・

壁に貼りました。

そして、
毎朝、必ず一緒に音読していました。
覚えるまで、それが習慣になるまで
毎日、毎日です。
その中に入っていたのは、
こんな言葉です。
① 挨拶、目を見て笑顔で元気よく。
② 帰宅すぐ、うがい手洗いしっかりと。
③ 靴は必ず揃っています。
④ 「ありがとう」の感謝の気持ちは持っています。
⑤ 楽しい事と、人の良いところ探しの名人です。
⑥ 約束時間を守ります。
「靴を揃えなさい」と叱るより、
自然に口に入り、
自然に体に入るようにしたかったのです。
リズムのある言葉にして、
家族の空気の中に入れていきました。
すると、
少しずつ、
言わなくてもできることが増えていきました。
この家族のルールは、
実は、今も2009年に作ったままです。
最初から、この6箇条ができたわけではありません。
私が、子どもにイラっときたら追加して。
落ち着いたのが2009年。
それ以来、更新はしていません。(笑)
今もずっと、
リビングの片隅に↓貼ったままです。

新しく作り直した方がいいかな。
今の家族の写真に変えた方がいいかな。
そう思いながらも、
そのまま残っています。
でも、
時々これが目に入るたびに思うのです。
やっぱり、
大事なことは変わらないのだなと。
挨拶をすること。
感謝の気持ちを持つこと。
人の良いところを見ること。
約束を守ること。
どれも、
子どもだけではなく、
今の私たち大人にも必要なことばかりです。
子育てのために作ったルールが、
今は家族みんなの生き方になっている。
そんな気がしています。
子どもは、
言葉だけで育つのではなく、
環境の中で育っていくのかもしれません。
何度も叱ってしまって苦しくなる時ほど、
言葉を増やすより、
仕組みを作る方が楽になることがあります。
もし今、
お子さんの態度や習慣に悩んでいるなら、
家族のルールを一つだけでも
言葉にしてみませんか。
そして、
できれば貼って、
声に出してみてください。
暮らしの中にある言葉は、
少しずつ家族を育てていきます。
あなたの家では、
どんな言葉を大切にしたいですか?

