10歳の壁、子どもが変わったと感じたら

10歳ごろから、子どもが変わったと感じたら

10歳ごろから、
急に子どもが変わったように感じたことはありませんか?

  
 
先日、あるお母さんからご相談を受けました。
   
  
高齢出産で授かった、
たった一人の大切な男の子。
   
 
小さい頃から、
本当に一生懸命育ててこられたそうです。
   
でも10歳のお誕生日を過ぎたくらいから、
急に関係が変わってしまった。
   
今までみたいに
お母さん、お母さんではなくなった。
    
言うことを聞かなくなった。
反抗的になった。
写真にも前みたいに素直に写ってくれない。
    
その変化が、
お母さんにはとてもつらかったそうです。

 
こんなに大切に育ててきたのに。
こんなに愛してきたのに。
どうして急に、こんなふうになるんだろう。

寂しいだけではなく、
悲しさや、腹立たしさや、
裏切られたような気持ちまで出てくる。

でもそれは、
それだけ深く愛してきたからこそだと思うのです。

子どもは、
九つまでは大切と言われたりしますよね。

たしかに、
その時期まではたっぷり愛情を注いで、
安心と安全を感じさせてあげることが
とても大事なのだと思います。

でも、その先は
また少し関わり方が変わっていく時期なのかもしれません。

私はこういう時、
愛情が足りなかったのではなく、
むしろ愛情のコップが満たされているからこそ
少し離れようとすることもあるのではないかと思っています。

安心できる場所がある。
安全な家がある。
受け止めてくれる人がいる。

だからこそ、
子どもは外へ向かっていける。

少し反抗する。
少し距離を取る。
少し親から離れてみる。

それは、
自立の始まりなのかもしれません。

特に男の子は、
女の子とはまた少し違う難しさがあるように感じます。

お母さんにとっては、
小さな恋人のような存在でもあるからです。

だからこそ、
急に距離を取られると、
胸がぎゅっと痛くなる。

私自身も、
息子を育てる中で、
男の子の距離感は本当に難しいなと感じたことがあります。

くっついてくる時もあるのに、
急に離れる。
でも、また何かあると戻ってくる。

その繰り返しの中で、
少しずつ親から離れて、
自分の世界を作っていくのだと思います。

だから私は、
子どもが変わったと感じた時こそ、
親が失敗したと思うより先に、
環境を見直す時期かもしれない
とお伝えしています。

  

たとえば、

寝る場所。
家具の配置。
勉強する場所。
親との距離感。

今まで一緒に寝ていたなら、
そろそろ変えるタイミングかもしれない。

いつも同じ場所で関わっていたなら、
少し関わり方を変える時かもしれない。

リビングで見守る方がいいのか。
少し一人の空間を作った方がいいのか。

その子その子に、
ちょうどいいタイミングがあります。

子どもが変わる時は、
暮らしも変える時。

私はそんなふうに思っています。

子どもの反抗や距離は、
愛情不足の証ではなく、
成長のサインかもしれません。

もちろん、
そう頭で分かっていても、
お母さんの心は痛いですよね。

寂しいし、悲しいし、
腹が立つことだってあると思います。

でも、
そんなふうに揺れるのは、
ちゃんと大切に育ててきた証でもあると思うのです。

あなたはどうですか?

子どもが急に変わったように感じて、
戸惑ったことはありませんか?

もし今、
親子の関係が少し難しくなっているなら、
それは失敗ではなく、
次の関わり方へ進むサインかもしれません。

そんな目で、
一度暮らしや距離感を見直してみてもいいのかもしれません。

いつも、応援しています。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 暮らしを整えるへ  人気ブログランキング
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

住宅設計プランナー歴35年!夢実現できる住まいを形にする「夢育の母」建築士。建設会社を営む両親のもと、家づくりが身近な環境で育ち宮大工工務店に嫁ぐ。自ら設計した検証住宅で住職一体の暮らしを続けながら、お客様の家の設計をする中で、住まいが性格や家族関係に与える大きな影響に着目。その経験を活かし住まいの悩みを解決するコンテンツを多数開発。書籍5冊を出版し住まいの情報発信にも力を入れている。

目次